今更すぎますが、最近QuickPayとPayPayを使う機会があったので、その時考えたことなどのメモφ(..)
改めてスマホ決済は使いにくいと思った
今回二種類のスマホ決済を使用しましたが、現状ではSuicaで十分と思いました。
今回紹介する非接触型決済/コード決済については、下記記事が参考になります。
[参考]今さら聞けない『スマホ決済』とは? 種類や仕組み、注意点など基本を徹底解説
①NFC(非接触)決済…QuickPay
スマホを読み取り機にタッチして決済するタイプです。
JCBカードをメインで利用しているのですが、下記のキャンペーンに釣られて魅力を感じ、利用してみることにしました。
実際使ってみて、後述のコード決済よりは使い勝手はよいと思いましたが、そこまで積極的に使いたいと思うほどでもありませんでした。
スマホのNFC決済の難点
通信を行うので、NFCをONにしておくと微々たるもののようですが電池を消耗します。
頻繁に使うのならずっとONでよいのでしょうが、あまり使はないのに毎日ONにして無駄に電池を消耗するのは、微々たるものとはいえちょっと気になってしまいます。その場合、使用のたびにON/OFFを切り替えるのは面倒です。まあ実際どれくらい消耗するのか試してないので何とも言えないんですけどね。
[参考]「NFC」って必要ですか? - いまさら聞けないAndroidのなぜ
スマホのNFC決済のメリットは?
コード決済系のアプリと違って、決済時にアプリを起動する必要がないのがいいですね。
あとは、カード使わずにNFCで決済できるという点。
ちなみに、実際に試してはいないのですが、充電が切れていても使用できるようです。
[参考]
おまけ:接触型と非接触型
非接触とか言ってタッチしてんじゃん…て思いますよね。私も最初そう思いました。
分かりにくいのでちょっと説明します。
・接触型…直接端末とICチップが触れ合う必要があるため、カードを読み取り機に挿入します。クレカでIC対応端末で決済するときに、端末にガチャっとカードを差し込んで暗証番号を入力することがあると思います。これが接触型です。
・非接触型…NFCはNear Field Communicationの略で、日本語だと近距離無線通信などと訳されます。無線通信なので、端末にカードを挿入する必要はありません。財布に入れたままSuicaが使えるのはこのためです。QuickPayはそのスマホ版というわけです。
[参考]ICカードとは(技術編)
②コード決済…PayPay
こちらはバーコードを読み取る/読み取ってもらうことで決済するタイプです。
今回使用したのはCMでもおなじみのPayPay。
登録すると500円貰えるというので、結構前にダウンロードはしていましたが、使う機会がなく、放置していました。
本当は早く試してレポートしたかったけどやる気が起きなくて…
※キャンペーンは現在終了しています
コード決済の難点
今更ながら使ってみたわけですが、やはり使い勝手はいまいちだと感じました。
理由は、
レジの前でアプリを起動してスタンバっておく必要がある
という点に尽きます。
面倒くさいし、(微々たるものですが)スマホの電池も消耗します。
正直あまり使いたいとは思えませんでした。
銀行口座が連携できない…
それとこれは決済シーンの話ではありませんが、残った金額を銀行口座に出金しようと思い連携を試みたのですが、連携できず…
銀行は主に三菱UFJと住信SBIを使っているのですが、どちらも連携対象になっておらず、仕方なく今は使っていないが口座だけ残してあったじぶん銀行とゆうちょ銀行で試すも、結局連携はできませんでした。
じぶん銀行は「口座振替手続き完了のお知らせ」的なメールが届いたのですが、PayPayの画面は「銀行口座を連携する」のままで、口座は追加されず…
これに時間を取ろうという気も起きず、銀行口座の連携は諦めました。残高は多少端数出ますがお買い物で使うことにします。
500円ただで貰っておいて何様だよ、って感じですが、このアプリは私にはちょっと合わないかな、と感じました。
他のコード決済もあまり使う気にはならない
以前OrigamiPayというアプリを使ったことがありましたが、使い勝手がよいとは思えずアンインストールしたことがあります。コード決済系のアプリは、特にキャンペーンがない限り今後利用することはないと思います。
コード決済のメリットは?
非接触決済は専用の端末が必要になるので、お店側からすると導入の敷居が高いと思われます。コード決済は、お店に設置したコードを読み取ってもらう方式(ステッカータイプ)であれば端末の導入が不要で、導入が容易だと思われます。
我々購入者からすると、正直あまり使い勝手はよくないと思います。
各社のキャンペーンで得をすることはあると思いますが、利用者の使い勝手から考えると、非接触型の方が優れているように思います。
ただ、導入しやすさから地方の個人商店や祭りの屋台等でも使えるようになれば、助かる機会も出てくると思われます。
個人的にはSuica推し
というわけで個人的には現状、スマホ決済よりSuica推しです。
関東圏ならSuicaがあれば事足りてしまう気がします。
私があまり外で買い物をしないというのもあるかもしれませんが…
非接触・コード決済関連の参考記事
[参考]QRコードではなくFelica決済を普及させるべきじゃないですか?
QRとNFCのメリットデメリット、キャッシュレス社会のあるべき姿について。
[参考]俺たちが夢見たキャッシュレス社会はこんなではなかったはずだ
これ同じこと思ってる人多いんじゃないかな。
今後の決済はどうなるか…未来の決済はカードもスマホも必要ない
今、決済関連の技術は大きな変化を迎えています。カードやスマホで決済する時代も終わりを迎えるでしょう。数年後には以下のような方法が主流になっているのではないでしょうか。
生体認証
指紋、静脈、顔、虹彩あたりがメジャーでしょうか。
特に顔認証は中国で利用が広がっているようです。
日本ではまだ決済シーンでの利用機会はあまりないと思いますが、JCBなどが実証実験を行っていたりします。
[参考]生体認証 - Wikipedia
[参考]情報BOX:中国、携帯電話契約やスーパーなどで広がる顔認証技術の実態
[参考]JCBが手のひらによる生体認証の実証実験を開始!手ぶら決済でお買い物できるように!?チケットレスも!
マイクロチップ認証
手に埋め込んだマイクロチップにより、決済等の認証を行う方式です。
[参考]手に埋め込んだチップで決済、スウェーデンで広がる チケットや鍵にも
[参考]体内にマイクロチップを埋め込んだ社長に聞いてみた!「人間のバージョンアップ」におけるビジネスチャンスは?
何の番組か忘れましたが、TVでこれに関する特集を見たことがあり、その中で確か「バレーする時手が痛い」みたいな話を聞いて、意外なデメリットがあるのだなと思いました。
個人的には手にチップを埋め込むのには抵抗があります。
指輪にチップを埋め込んで、それを嵌めるとかだとお手軽でいいんじゃないかと思ったりします。
新技術の組み合わせでより理想的な方式へ
以下の方式は革新的ですが、現状だと結局スマホを取り出す必要があります。
これらに生体認証/マイクロチップ認証が加われば、より理想的な方式になります。
近い将来、そうなると思います。
ウォークスルー決済
Amazon GOは店舗に設置したカメラやマイク、センサー等を利用して顧客の動きを認識する方式。ローソンはRFIDを利用する方式。
[参考]Amazon GOでミライ体験!レジ無しAIコンビニの仕組み、技術と課題
[参考]「未来のコンビニは無人店舗ではない」ローソンが示したデジタル時代の戦略
O2O(Online to Offlinne)
事前にスマホアプリで注文しておいて、後からで店舗で商品を受け取るという方式。
スマホで注文するのは変わらなくて、最後の決済のとこだけQR⇒生体認証に替わってくると思われます。