ロボアドバイザーのTHEOに関するメモ書き&投資記録です。
//サービス紹介
ロボアドバイザーによる国際分散投資を行う。最初にグロース(株式中心)・インカム(債権中心)・インフレ(実物資産中心)の3つの資産にどれ位の割合で投資するかの資産運用方針を決めたら、後は基本お任せ。だが、もし資産運用方針を変更したいと思った場合は、年2回までなら変更できる。
//良い点/悪い点
〇使いやすさ:1万円から投資可能。最初に簡単なプロフィールの入力と資産運用方針を決めるだけで、後は自動で世界中の資産に分散投資される。配当は自動で再投資。
〇UI:洗練されたUIで分かりやすい構成。
△利回り:運用成績によって、利益が出るかもしれないし、元本割れするかもしれない。債権みたいに何%固定ではないので、見通しが立てにくい。
×運用手数料:年間1%(3000万円超える分は0.5%)。個人的にこのサービスでこの料金は妥当な範囲だと思うけど、運用手数1%以下の投資信託も珍しくないので、高いと感じる人もいるかもしれない。
//運用実績
2016年5月に100万円から開始。
基本新しいサービスは10万~50万で始めることが多いが、当時サービス開始キャンペーンで初年度運用手数料が100万円まで500円ということもあり、思い切って100万円でスタート。キリもいいしね。
開始当初はBrexitの影響でマイナスに推移したが、トランプ相場で上昇に転じた。
・時価評価額
(1)収益率
(2)保有銘柄
(3)資産運用方針
//ユーザー・インタビュー
2016年11月に行われたユーザー・インタビューに参加した。
投資家が集まって、運営の皆さんから色々質問されたり、逆にユーザーから質問したりした。その時の話題とかをメモっておく。
・利用者層
運営的には、投資初心者の利用を期待してたっぽいけど、会場に来たのは割と経験者の人が多かったっぽい。私はガチ初心者だったけどねw
・手続き
マイナンバーの登録手続き面倒臭いよねって意見。確かにこれはTHEO以外のサービスにも言えるけど、何とかならないものか…
・THEOを始めた理由
ロボアドバイザーという新しいものに惹かれた、みたいな人が多かった印象。
他には、基本放置でいいから楽そう、とか。
・THEOとの関わり方
入金したら基本放置だから、あんまり関わる機会ないよね、という話。
運営的にはユーザーとの接点を増やしたい所はあるが、ユーザー的には、「それ(基本放置)が本来の在り方(お任せというコンセプト通り)じゃね?」という意見もあり、難しいところ。
・期待すること
他のロボアドバイザーとどう差別化していくのか?みたいな突っ込み。
・新たなサービスについて
特定のテーマ、例えば、トランプ大統領関連銘柄とかに投資できる、みたいなサービスがあったら面白いんじゃね?みたいな意見が出ていた(ちょうどトランプ大統領勝利直後の開催だったということもありw)。
テーマ投資は、実際FOLIOなんかが誕生しましたね。
//書籍
THEOを運営するお金のデザイン社による書籍。
私はユーザー・インタビューに参加した際、お土産に頂きました。
正直簡単に始められるから、実際使ってみた方が早いかもしれないが、フィンテック・ロボアドバイザーに興味があるなら。
//最後
個人でも小額から簡単に国際分散投資が可能になった。
他のロボアドバイザーが次々に誕生すると思われる中で、今後どう差別化していくか期待したいところ。